日本人の評価はやはり減点思考か

「世界のAmazonレビュー徹底比較 日本人のレビューは本当に辛口!?」というタイトルの記事が「家電批評 2019年2月号」に掲載されていました。Amazonのレビューの書き込み方の違いを日本と海外で比較したもので、
日本人と外国人のレビューにおける最も大きな差は、伝えたいことの違いであるといえます。・・・・つまり、外国人の多くは「長所」を伝えようと考えており、日本人は「短所」を伝えようと考えているんです。どちらが甘口でどちらが辛口という話ではなく、そもそも注目点が異なっていました。
と。確かに日本人のレビューは、「AとBなのはよいけど、Cが悪いからマイナス☆ひとつ」で☆4つというのはありがち。一方外国人は「Cなのはよくないけど、AとBがとてもよいから☆5つ」とポジティブな点を強調している傾向があるという。ただ外国といっても国によって傾向が異なるようで、
意外なことにフランス人と日本人のレビュー傾向は似ている・・
そうだ。
では、アンケート調査の自由回答ではどうだろうか?確かによいことは先に述べて最後に「でも~なのが残念」と答える人は多い。日本人はひとつでも短所があると満点にはしない中々の批評家ですが、外国人は短所があっても、長所がよりたくさんあれば全体としてポジティブに捉える傾向があるということでしょうか。