有限会社ブルフィ-市場調査の集計・分析

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2007年09月

リサーチャーはセル方式で

製造工程の手法で「セル方式」というものをご存知でしょうか?これは工程を流れ作業にして1人1工程だけ担当するのではなく、1人または1グループで最初から最後までの工程を担当するものです。このセル方式は製造現場でなくてもリサーチャーのように事務系(専門職系)にも適用できるのではないでしょうか。

例えば大手の調査会社では「調査企画」「実査」「集計」と大きく3部門に分かれているところが多いですが、実際には流れ作業のようにはいかず、案件ごとに部門間の細かいコミニュケーションが必要になります。「企画」の人なら、いっそ自分で集計までできれば効率よいのにと思う場面も多いと思います。続きを読む

どうしてもQuantumで

「どうしてもQuantum(カンタム)で集計したい」とお問い合わせ頂くことがたまにあります。このQuantumという集計ソフトは大手調査会社なら必携の(おそらく)最強の集計ソフトのひとつでしょう。値段も3ケタと高価です。SPSS社から購入可能ですが通常はリース販売です。DOS上(の真っ黒な画面)で動くのでWindows上などで動くソフトに慣れた方はちょっと戸惑うかもしれません。

弊社でも一時導入を検討しましたが、弊社サービスの概要でもご説明している通り、ほぼ同レベルのアウトプットが可能な別ソフトを導入していますので、需要と費用対効果を考慮して現在は導入を見合わせています。

ではなぜQuantumでないとダメなのか。ひとつにはエンドクライアントさんがQuanvertファイルでの納品を希望されている場合で、これは唯一Quantumでないと出力できないものです。このQuanvertとはエンドユーザーが自由にクロス集計などできるものです。(最近のネット調査会社でも、独自にデータを集計しないでもウェブ上(あるいはローカル環境)である程度自由にクロスできる機能が充実してきていますが、その発展形のようなものと言えます)特にエンドクライアントが海外の場合に多いケースです(Quantum,Quanvertともに英語で操作します)。

もうひとつの主な理由は、クロス軸の総当りで有意差検定が可能な点にあります。これは弊社が使用しているWinCrossという海外の集計ソフトでも問題なく可能なのです。ただし、実際にはそのあたりをご説明しても、往々にして「あーそうですか、、今回はエンドクラインアントがどうしてもと言うもので。。また機会がありましたらぜひお願いします!」となるのです。。

海外にはこのWinCross以外にも本格的な使用に耐えうる中間価格層(2ケタ程度)の集計ソフトが充実していますが、国内では色々探しましたが数える程度です。この価格帯のソフトに対する需要は小さくないと思うのですが。。

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人事も「集計」も中国へ

先日NHKスペシャルで「人事も経理も中国へ」が放送されました。ホワイトカラー総アウトソース時代に戦々恐々とされた方も多いのではないかと思いますが、市場調査の集計・入力業務も例外ではありません。

少なくともデータ入力に関しては、弊社が日本の企業にアウトソースした案件は、実際の入力業務を大連にある企業で行っていました。ただし、費用に関しては日本国内で紙の調査票をスキャンして大連へ電送するためスキャン費用が発生し、国内で入力を完結するのと(国内では調査票自体を業者へ送るので)費用、日数ともに大きな違いはなかったと思います。とは言うものの入力業務の業績に苦戦する国内業者も存じています。もちろん大連だけの影響ではないと思いますが。

ただ、あのNスペを見て予想以上に請負業務のレベルは上がっているなと少々驚きました。集計やレポート作成業務を日常的に請け負う日もそう遠くはないのではないでしょうか。いや、もう既にそうなっているのかも?我々としてはいかに付加価値を付けられるかにかかってますね。

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Σ (シグマ=総和)で考える

通常集計では分母を全対象者ベースもしくは回答者ベースに設定しますが、複数回答で得られた所有銘柄のシェアを調べるときなどには、分母を総和(Σ=シグマ)に設定します。すなわちボリュームで考えるわけです。

例えば、現在使っている化粧品の銘柄を全て答えてもらいます。

対象者1:銘柄A、銘柄B
対象者2:銘柄C
対象者3:銘柄K、銘柄J、銘柄S
対象者4:銘柄B、銘柄D
対象者5:銘柄D、銘柄S
対象者6:銘柄A、銘柄B
対象者7:銘柄C
対象者8:銘柄K、銘柄J、銘柄S
対象者9:銘柄B、銘柄D
対象者10:銘柄D、銘柄S

10人の回答件数を全て足し挙げると20件になります。この20件をベース(分母=100%)にすると銘柄Aは2件で2/20=10%のシェア、銘柄Dは4/20=20%シェアとなります。

また、選択肢(pre code)で数量を聞く質問では以下のように集計する方法もあります。続きを読む

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